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お客様導入事例 芝浦工業大学様

ストレージシステムをIPストレージ・アプライアンスに一本化、シンプルで効率的な運用管理を実現!

芝浦工業大学はストレージ・システムをNetAppファイラーに一本化することでシンプルかつ効率的な運用管理を実現している。事務系のシステムではNASであるNetAppファイラー上でオラクル・データベースを稼動させているのが特長である。これによって良好なデータベースのパフォーマンスと、ストレージの運用管理性を両立させている。

芝浦工業大学様

山崎達朗氏鈴木洋氏

*部署名/商品名などは取材時点の情報です。

芝浦工業大学は、現在、東京都港区にある芝浦キャンパスと埼玉県さいたま市にある大宮キャンパスの二つに分かれている。同大学では、これに加えて2006年4月からは東京都江東区豊洲に新しいキャンパスを開設する予定でさまざまな準備を行なっている。「この新キャンパス開設に向けて情報システムのオープン系への移行を進めています。ストレージ・システムの整備もそうした動きの一つです」と芝浦工業大学 学情報センター事務部ネットワークサービス課課長である山崎達朗氏は説明する。

従来、芝浦工業大学ではメインフレームを事務系の情報システムに使用しており、学籍簿や成績管理などのデータベースもメインフレーム上で稼動していた。新しく開設される豊洲キャンパスではメインフレームを使用しない予定で、Webシステムへの対応強化などに有利なようにオープン化していく方針である。

そこで芝浦工業大学が導入したのが、ネットワーク・アプライアンスの「NetAppF840c/F880c」「NetApp FAS960c」などのNetAppファイラーである(図)。同学では教育・研究系、事務系の双方にNetAppファイラーをクラスターで導入、安定性を向上させるとともにストレージ環境を統一することでシンプルな運用管理を実現している。データセンターには「NearStore R100」を使用、SnapMirror機能によるデータの差分を使った高速なバックアップと同時に、迅速なディザスタリカバリも可能である。また、事務系データベースであるオラクルをNetAppファイラーというNAS 上で運用しており、大きな特長となっている。システムのインテグレーションでは、伊藤忠テクノサイエンスと富士ゼロックスが協力した。

図 システム構成(現段階の構成)

ストレージの一元管理を重視しNASでオラクル・データベースを利用

一般にNASはファイル共有用に利用し、データベースはSAN上で稼動させるという使い方がよいとされている。NASはNFS(Network File System)やCIFS(Common Internet File System)などでファイル単位の読み書きを行なうのに対し、SANはSCSIプロトコルなどによってブロック単位で読み書きを行なう。このためデータベースを効率よく利用するのにはSANが適していると言われているのだ。

これに対して芝浦工業大学学術情報センター事務部ネットワークサービス課の鈴木洋氏は「ストレージをNASで一本化して運用管理をシンプルにすることを最も重視した結果です」とNAS上でRDBMSを稼動させる方法をとった理由を説明する。鈴木氏は、同学の教育・研究関連系を中心に、システム開発からその運用管理まで情報システム全般を担当している。「NASではNFSを変換するオーバーヘッドはありますが、CPUが高速になっているのでそれほど問題にはなりません。クラスター化による信頼性向上なども大きなメリットだったのでNetAppファイラーを選びました」

実際のシステムではベリタスソフトウエアの「VERITAS Cluster Server (VCS)」を導入し、オラクル・データベースの運用管理に利用している。山崎氏は現状のシステムについて「他の選択肢もありましたが、最も運用しやすいシステムにしたいということで、NetAppファイラーとオラクルの組み合わせで自力開発するというやり方を選びました」と語る。鈴木氏も「NAS上でデータベースを稼動させるというのは、特別な意図があったわけではなく、オーソドックスな方針で取り組んだ結果です」と言う。実際にNetAppファイラーとVCSの組み合わせによってオラクル・データベースは順調に稼動している。「SQLできちんとデータが引き出せる、パフォーマンスも満足できる」(鈴木氏)という状況である。

大宮キャンパスの実績をもとに全学的にNetAppファイラーを導入

オラクル・データベースへのNetAppファイラーの利用は、教育研究系へ先行して導入した実績を受けてのものである。2002年8月に芝浦キャンパス、大宮キャンパスへの導入が、芝浦工業大学での最初のNetAppファイラー導入だった。

教育研究系のネットワークではWindows® パソコンを使った大規模一斉授業では約1000人が同時にホームディレクトリにアクセスし、共有ファイルを利用する。2002年のNetAppファイラー導入は、このような高負荷のアクセスに耐えられないなどの不具合が目立っていた旧来のシステムに代わっての採用だった。

負荷の集中に耐えられることはもちろん、コストや将来的な拡張性も合わせて検討した結果、「NetApp F840c/F880c」の採用が決まった。そして、この利用実績を基に、メールシステム用ストレージや、上述した事務系データベース用のストレージにもNetAppファイラーを導入していったのである。鈴木氏はNetAppファイラーのメリットは「システム構成が単純にできること、その結果として運用管理にかかるコストやスタッフを極力抑えられ、安心して使えること」だという。バックエンドとしてのストレージ・システムが安定して稼動することで、情報システム部門のスタッフはより重要な業務に集中できるからである。

ネットワーク・アプライアンスでは芝浦工業大学の事例を幅広く紹介し、“データベースon NAS”のメリットを多くのユーザーに提供していきたいと考えている。

販売代理店 富士ゼロックス株式会社
販売代理店 伊藤忠テクノサイエンス株式会社
開発元 ネットアップ株式会社
関連製品 NetApp FAS

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