2005年4月1日に施行されたe-文書法により、企業が保存を義務づけられているさまざまな書類の電子保存が認められるようなりました。文書を電子化することは、管理・保存コストの軽減につながるうえ、検索性が高まることで文書の活用の幅が大きく広がります。しかし、一方で原本性の担保が必要になるなど、全社的な業務プロセスの見直しによる統制の強化が必要となります。
業務プロセスを改善し統制を強化する場合、合わせてその改善が現場に受け入れられ、定着するかどうかが大きな鍵を握ります。経営サイドからの要請を現場に一方的に押しつけるだけでは、現場との軋轢を生むことにもなりかねません。
企業がお客様や市場に対して説明責任を果たし持続的な発展を遂げるためには、文書の電子化は避けて通れない課題です。
現場の要請を加味しながら、いかに統制された電子化を推進していくかの舵取りが、経営者には求められているのです。





